DOGVILLE
ということで、下手すればもう2年近くなるのかなあ。。
当時Jr.が所属していたテニススクールの元受付のお兄さんに薦められて興味を持ち、その後たまたま持っていたサガ丼くんに借りていたDVD・・・・
ゆうべ、やっと観ました(笑)
ちょっと特殊な映画ということを聞いていたので、なかなか容易に観る気にならなくてなのにゆうべはどうしたことか、子どももいないし、イマイチTV番組もパンチがなくて、ふと思い出したのがこの、「DOGVILLE ドッグヴィル」だったのです。
実は後で知ったのですが、3時間ほどあったんですね。
いやー、すごい映画でした(ノд・。)
ストーリーが展開するにつれだんだん緊迫感が増してくるし、恐怖やら怒りやらで体が硬直(笑)
「このままでは終わらないよね?ね?」と自分に言い聞かせながら見てましたが、ラストは衝撃すぎでしたね。
でも、内心は「これでいいのだ!自業自得!」とスッキリしたのですが、ただ子どもだけにはご慈悲を~!!と思うシーンがあり胸が痛みました。
途中、美しすぎる二コールキッドマンが逃亡できないように、首からくさりでつながれた映像をみたとき、何故かわからないけれど、「ボクシングヘレナ」を思い出してしまいました。
逃げようと企てても結局隔離された小さな村に住む本能むき出しの犬化したイカレた人間たちから解放されることはないのだという私自身の恐怖の感情が、ストーカーの外科医に四肢を切断されて箱詰めにされてまで歪愛されるヘレナのお話の記憶を呼び起こしたのでした。ヘレナも美しかっただけに異様さ倍増。ま、最後にオチがありましたけど。
ところで、なんでもそうなんじゃないかと思ったのは、「isolation」って怖いです。それがグループになるとコントロールできない狂喜を生んでしまうのですね。非日常的イベントから起きるエゴの横行。
これに限らず、これってわたしたちの生活の中にも規模は小さくとも多かれ少なかれ、ちゃっかり、シネーっと存在してるのではないでしょうか?
それは身をひそめながらも私たちの精神に浸食してるのではないでしょうか?
話は逸れましたが、気持ちはとても重たくなりますがとっても深い映画だと思います・・・・わたくしには深すぎてレビュー不可能ですが(笑)
ところで、このDVD、2枚目がプレミアムエディションでしてその中に、ストレスをためたキャストたちのための「告白部屋」なるものがありました。
小さな小屋に入って赤いボタンを押せばいつでも告白できるというしかけになっていて(もちろん録画はされることは承知)みんなそれぞれフランクに喋っていたのが楽しかったです。
二コールはもちろんジェームズカーンやローレンバコール、その他の役者さんたちの素顔や本音が聞けて初めてホッとした時間でもありました。。。
もし、この映画を見て重たくなったらこの告白部屋を見ることをオススメします(^^)
というわけで、サガ丼!DVD返すから今度ののびみりライヴに来るんだよ にま~っ!
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コメント
ニコール・キッドマンがいかに美しいかが見れるだけで十分な映画です…ご飯3杯いけますね(笑)6日は多分行く予定にしておきます。でゅわ。
投稿: さがどん。 | 2010.10.25 午後 04時45分
サガ丼
いや~、長い間DVDをあたためていた甲斐がありました(意味不)。
ほんとに、二コール綺麗だったですね~。あのクラッシックな顔立ち憧れます。
6日は、私も、首にくさりつけてライヴします、テヘっ!どMでした~バイバイ
投稿: みりぃ | 2010.10.25 午後 08時58分
あ…ほんと感想聞いてないと思いきやっ!!
元受付の『爽やか』お兄さん。
サワヤカが書き漏れていましたよ
投稿: te2nari | 2010.10.26 午後 11時48分
おてつ
実は、一度、爽やかお兄さんと書いていたんだよ。でもなんか意地悪したくなったので消しましたの、ぷ。
やはりクレームが来たか(笑)
レビューは、グレースを最初にレイプしたチャック役の俳優が素顔が意外にキレイで、ドキッとしたことです、てへ。
投稿: みりぃ | 2010.10.27 午前 12時14分