軋む車輪は油をさされる?
The squeaky wheel gets the oil.
きしむ車輪は油をさされる。
英語のことわざです。
同じように油が必要な2台の自転車があるとします。もしその中の一台だけたまたま「キーキー!」を音を立てていたら、人はおそらくそちらのほうの車輪に油をさすでしょう。
「キーキー!」言ってるほうが気がついてもらいやすい、とかなんらかの処理をしてもらいやすいってことですね。
旧英語blogでもエントリーしたことがあったのですが、
「言ったもん勝ち」
「声を大きいものは得をする」
「大騒ぎするほど注目を集める」
「ゴネ得」
などという意味が出てきますが、良い方にも悪いほうにも解釈できるのでは思います。
モンスターペアレントやクレーマーたちの「キーキー!」にビクビクしながらも彼らの望みどおりに対応してしまっている団体や機関も多くありますよね。ダブルスタンダードの世界。
一方、沈黙を美徳とするトラディショナルな日本人は、なかなかこの車輪のように「キーキー!」とアピールすることが難しい、というかむしろ、慣れていなかったりもするのも事実ではないでししょうか・・・・
ま、私の場合は、小心者だからできないってのもあるんですけどねw
私なんて、本当は思いっきり「キーキー!」と抗議したいときでも、「美徳」とか「物分かりのいい親」を演じてしまった結果、なんにもできなかったりする一番情けないやつなんですけどね・・・・
しかし、ここ一番というときに堂々と発言をするということも必要だ!!と最近思うようになり、昨日、またそれを実感しました。自分のことはまだしも。子どもは親が守ってあげるべきですから。
これも、いい意味では、「キーキー」だと勝手に解釈してですw
聖書、ヤコブの書にある、「聞くのに早く、語るに遅く、怒るに遅く」。という言葉が今も頭の中をグルグル回ってますが わたくし今日、ずいぶん悩んだ挙句、ある先生に squeak してみました。
さて私の車輪に油はさされるのでしょうか・・・
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なるほどおいらはしょっちゅう油さされてる気がします進歩がないですねぇ
投稿: MICK | 2009.07.02 午後 03時33分
MICKさん
ということは、いつも要求がかなえられてるってことですね!
私も、昨日の件、油を差していただきました(^^)
たまには、「言ってみるもん」ですね、よかった!
投稿: みりぃ | 2009.07.02 午後 10時07分