ワインの秋

って、なんかよくわからんタイトルだけど。

今夜は久しぶりにうちの食卓に赤ワインが並んだ。

土曜日にうちに来る予定だったハワイの親友が今日来ることになった。その経緯を話すと・・・

湯布院の母の病院から車で5分もかからない旅館にその親友は昨日から泊まっていたのでした。うまいことに今日は私たちも湯布院デー。

なんだそんなことかと驚き、どうせ近くにいるならと、母の見舞いに寄ってくれました（＾＾）

母もとても嬉しそうでした　5歳からの友。けんかばっか。

一時間くらい病室で話して、それからＰＴ（理学療法士）さんが迎えにきたので一階のリハビリ室へ。

母の後ろ姿をボーっとみながら思った。

「療法士さんに後ろから支えられ、危なっかしい歩調で体がゆらゆらしながら歩く練習をしているあの女性は誰なのか？」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もうひとつ忘れ難い母の後ろ姿がある。

鮮明に覚えている。

6月10日に近くの大病院の手術室にしっかりとした足取りで自分で歩いて入って行った。

一回も振り返ることなく後ろに手を組んでてくてくと入って行った。

しばらく二つの母の後ろ姿が頭の中を巡り、リハビリ室での母を遠くから見ながらこれが現実なのかと疑わしくなって6月以来のいろんな思いが交錯して苦しくなった。

たぶん、ふたをしてるんだなぁ、時々ムショウに悔しくなる。同意書ってやっかいだね。

と、ちょっと感情的になってグッと涙がこみ上げてきた本日の見舞でしたが、夜はハワイの友達と食事しながら、昔ばなしに花を咲かせ、大いに笑いました。癒された。

のんちは、酒豪の彼女にそうとうワイン飲まされてノックアウトだしー。ハイっダメ～！